スマホゲームは本当に悪い?親が知っておきたい「脳トレ効果」

健康

「スマホばかりしてると頭が悪くなるんじゃないの?」
子どもを見て、そんな心配をしたことはありませんか?

確かに、長時間スマホに夢中になってしまうと、集中力の低下や依存につながることもあります。
でも実は最近の研究で「遊び方次第で脳を鍛えることができる」ことがわかってきました。

親として知っておくと安心できる、スマホゲームの“脳トレ効果”をご紹介します。


ゲームで脳を育てる!研究でわかった効果

1. 高齢者の集中力を守る「レーシングゲーム」

シニア世代の運転事故の原因に「集中力低下」があります。
研究ではレーシングゲームを週3回・1カ月続けることで、半年も集中力が改善したという結果が。
おじいちゃんやおばあちゃん世代にも、ゲームは脳トレになるんです。


2. 発達障害の子どもに効果的な「シューティングゲーム」

FDA(米食品医薬品局)が承認した「EndeavorRx」というゲームは、注意力が低い発達障害の子どもに効果があるとされています。
ただし、集中力に問題がない子には大きな変化はないので、必要に応じて取り入れる形がよさそうです。


3. 気分転換にも◎「パズルゲーム」

テトリスやぷよぷよのようなシンプルなパズルゲームは、注意力を高めるだけでなく、ストレスホルモンを減らす効果も確認されています。
「遊んだらかえってリフレッシュしていた」というのは、科学的にも裏付けがあるんですね。


4. 親子で楽しめる「ポケモンGO」

外に出て遊ぶポケモンGOは、運動と脳トレを同時にできる一石二鳥のゲーム。
研究でも、海馬の働きや空間記憶の向上に関連があるとされています。
親子で一緒に歩きながら楽しめるのも嬉しいポイントです。


5. 思考力を鍛える「マインクラフト」

カリフォルニア大学の研究では、マインクラフトを課題つきでプレイすると記憶力に関わる脳の機能が向上。
自由に遊ぶより「お題に沿って作る」ほうが脳をよく使うことも分かっています。
学びにつながる遊び方を意識するとさらに効果的です。


親としてできる工夫

スマホゲームは「やらせない」より「どう使うか」が大事です。

  • 時間を決めて遊ぶ(1日30分〜1時間程度)
  • ゲームの種類を選ぶ(脳にプラスになるものを)
  • 親子で一緒にやる(会話や運動にもつながる)

こうした工夫で「ただの遊び」から「学びの時間」に変えられます。


まとめ

スマホ=悪ではなく、使い方次第で脳を育てる味方になります。
「パズルで気分転換」「ポケモンGOで外に出る」「マインクラフトで想像力アップ」…
子どもの「好き」を活かしながら、親がうまくサポートしてあげたいですね。

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