気づけば、8月ももうすぐ終わり。
「夏って、どうしてこんなに早く過ぎていくんだろう」と思います。
このひと月は、母の入院と病院通いで、気がつけば毎日が飛ぶように過ぎていきました。
7月の終わりに入院して、ようやく退院できたのはつい先日のこと。
大阪のグループホームにいる長男を迎えに行く前日で、タイミングがぴったり合ったのもありがたいことでした。
母は今年に入って三度目の入院。
パーキンソン病の影響で、心臓や呼吸、筋力の低下、飲み込みの難しさまで…次々に不調が出てきています。
不安は尽きませんが、それでも「よかったこと」もありました。
予定されていた心臓の手術が薬で済むと分かったこと。
リハビリで足の動きが改善し、介助がぐっと楽になったこと。
そして、父が少し休めたこと。
正直、父は限界に近い状態でした。
声を荒げることも増えて、周りも心配していたくらいです。
だから今回の入院で、ゆっくり高校野球を楽しめたのは父にとって大きな休養になったと思います。
私はというと、毎日の病院通いは大変でしたが、母や父に「少しでも頼りにされたかな」と思えることが救いでした。
そして、母に良い先生と出会えたこと、私の通院を理解してくれた夫の支えにも感謝しています。
退院後は、また自宅での介護が始まります。
父の負担が少しでも軽くなるように、私もできることを続けていきたい。
介護は楽ではないけれど、誰かを支えることで自分もまた支えられている。
そんなことを、あらためて感じたひと月でした。
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