この春から、長男は大阪のグループホームで暮らしています。
もう5カ月。
少しずつ、新しい日常が形になってきました。
なぜ地元を離れて大阪なのか。
それは「CGを学びたい」という思いから。
専門学校を目指したものの、受け入れてもらえず…。
それでも諦めずに探した先が、大阪にあるスクールでした。
長男には発達障害があり、特性のことも正直に伝えました。
それでも「どうぞ通ってください」と言っていただけた時の安心感。
胸がいっぱいになりました。
次は、暮らす場所、グループホーム探し。
ワンルームであること。
トイレはウォッシュレット付きであること。
日中活動が必須ではないこと。
これが長男の条件でした。
一つクリアすると別の条件でつまずく。
問い合わせても、空きがすぐに埋まってしまう。
親としては「間に合うのか」と気持ちばかりが急きました。
ようやく内覧ができたのは3月。
けれど自治体の手続きはなかなか進まず…。
「このままでは、せっかく決まったスクールに通えなくなるかも」
そんな焦りで胸がざわつく日々でした。
それでも、グループホームの方が力を尽くしてくださり、ようやく住む場所が決定。
あのときの安堵感と感謝は、言葉にしきれません。
こうして無事に入居し、長男はスクールに通い始めました。
親として「ここまで来た」とほっとしたのも束の間…。
現実はやっぱり、一筋縄ではいきませんでした。
大阪での暮らしの続きは、また次回に。
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