父の診察付き添い

父母のこと

今日は父の整形外科の診察に付き添ってきました。

ついこの間まで、どこも悪いところがなく元気だった父。
けれど母の介護が本格的になるにつれて、腰や足に痛みやしびれが出るようになりました。
一時は歩くのもやっとのほどの痛みで、本当に心配でした。

内科では原因が分からず…。
MRIを撮ってようやく「脊柱管狭窄症」と診断され、整形外科に通うようになりました。

父は耳が遠くなり、診察室で先生の話も聞き取りにくい様子です。
車がなければ通えない場所ということもあり、今では私が付き添うのが当たり前になりました。
父にとっての“耳”であり“足”になっているのかもしれません。

幸い、薬が合っているようで最近は痛みも落ち着いてきました。
今日も「薬を継続するだけで大丈夫」と言われ、ほっと胸をなでおろしました。

それでも、かつては足の速さを誇っていた父。
「もう前みたいには歩けないなあ」と言う横顔には、少し寂しさがにじんでいました。
孫と競うように走っていた姿を思い出すと、私の胸もきゅっとなります。

そんな父も今は86歳。
母の介護も引き受け、日々を支えてくれています。
母もまた、父に頼りながら、二人で過ごしています。
その姿を見ると「ありがとう」と同時に「ごめんね」という気持ちが入り混じります。

これから先、いつまでも父に頼ってはいけない。
そう思いながらも、まだ同居は難しいのが現実です。
だからこそ、せめて通うことで父の負担を少しでも軽くしていきたい。

そう心に決めています。

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